ゆとりローンを組んでいました

群馬県でエアコン取り付けのプロの私が結婚するときに千葉市でリフォームしたマンションを買いました。それは今から24年ほど前のことでバブルがはじけるちょっと前のことです。

金利も今のように低くありませんでしたが、マンションのチラシには頭金なしでも購入可能、家賃並み返済という言葉が踊っていました。

私はまだ若く、その言葉を鵜呑みにしました。私にもマンションが買えると思いました。そして、営業マンの言うままに『ゆとりローン』を組んでしまいました。

私はあまりよく分からず家賃が勿体ないと思い家賃並み返済のローンを組んでしまいました。

当時は給料が毎年上がるのが当たり前で、ゆとり期間が5年ありその間のみ家賃並みの返済額で、6年目から支払額が一気に上がるけど、それまでに給料が上がるから大丈夫ですというのが『ゆとりローン』だったのです。

マンションを買って順調に支払いをしていましたが、6年目に支払い額が上がったので大変でした。

毎月の支払い額が増えるのはもちろんの事、ボーナス払いも増えます。ボーナスなんて上がるどころか下がっていました。
ローンの支払いは増え、さらにマンションなので修繕積立金も増えました。
結局、その後マンションは売りましたが、とても安かったです。

金利も高かったのでいったい私はいくら支払ったのだろうと怖くなりました。

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GI079